新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
皆さまには清々しい新年をお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。
杉山デンタルクリニックも開設後71年目の新たな年を迎えることになります。それに先立ち昨年11月にホームページをリニューアルいたしました。これは院内体制の改変もありますが、当院の目指す新たな歯科医療提供体制を具体化し、それを皆さまにご理解頂くために制作致しました。この地で開院以来現在まで70年間、歯科医院を続けられたことは偏にご来院の皆さま、また地域の皆さまのお陰と改めて心より感謝申し上げます。
現在、口腔疾患が多くの全身疾患と密接に関わっていることが、様々な研究により明確になってまいりました。このことは歯科だからと言って、単純にお口の中だけを診ていてはいけないという事を示しています。例えば成人では、歯周病と糖尿病は密接に関係しており、それぞれの疾患を治療のうえ、予防して行くことが必要になります。
また、小児口腔機能発達不全症については単純に歯並びや口腔機能のみではなく、舌の機能や呼吸・姿勢・顔面の筋肉までも評価して進めて行かなければなりません。これについても、医科医療機関との連携が必要となるケースもあります。
このように歯科医療は新たなフェーズに入ってきています。杉山デンタルクリニックでは、歯科医師および関係するスタッフ全員が一丸となり、ご来院の皆さま、地域の皆さまの「健康を健口から作る」ために邁進してまいります。
今後このブログは歯科医療に限らずさまざまな話題を取り上げてまいります。お楽しみいただけたら幸いです。
今年1年が皆さまにとってよい年になりますよう、ご祈念申し上げます。
執筆者
医療法人社団クオーレ 理事長
千葉県市川市生まれ。日本大学歯学部卒業後、勤務医を経て昭和54年杉山デンタルクリニック院長就任。
千葉県歯科医師会副会長や日本歯科医師会常務理事を歴任し、平成31年医療法人社団クオーレ杉山デンタルクリニックを設立、法人理事長となる。
歯科保健医療を通して、地域の皆様の健康で幸せな毎日の実現を目指し診療する。